気休め出入口

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ブログに入る時より、出るときに少しでも気が楽に。楽しくHappyな気持ちで出ていけるようなブログを目指します!!

「成功体験」

こんにちは!!

 

 

 

DSKです(^^♪

 

 

 

今日は自分が経験した成功体験を

書いていきます!!

これは、自分の成功体験でもあり

ある一人のアルバイトの

成功体験へと導くことができた

話です!!(^^♪

 

 

 

前回、失敗談も書いたので

併せて読んでいただけると

幸いです(^^)/

 

dsk-kiyasume-deiriguchi.hatenablog.com

 

 

 

 

私が現在働いている

アメリカンダイニングで

経験したお話です!!

 

 

 

 

 

目次

 

 

 

 

 

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アルバイトのMさん

 

1年半ほど前にアルバイトとして

入社した子がいました

 

ここでは、その子を‘Mさん‘とします。

 

 

Mさんは、正直言うと

あまり仕事のできる子ではありませんでした

 

何度言っても同じミスをしてしまったり

お客様に迷惑をかけ

何度も先輩や社員に怒られてしまう

 

メンタル的にもかなりやられていて

もうやめる寸前でした(;'∀')

 

 

そこで、見るに見兼ねた私は

Mさんに徹底的に寄り添ってみよう」

と決めました。

 

しかし、なぜここまで何もせずに

引っ張ったかというと

 

 

その子にはガッツがあったからです!!

 

どれだけミスをしても、怒られても

何度も立ち上がり、立ち向かっていく

ガッツがありました。

 

それでもどうして良いか分からず

限界を迎えていたので

手を差し伸べることにしました。

(あ、ちょっと偉そう?ww)

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ある日の営業後

Mさんに時間をもらい

まずは今日どうだったかを聞きました

 

Mさん

「まったく上手くできなかったです」

 

DSK

「どこがうまくできなかった?」

 

Mさん

「自分の担当テーブルなのに、何一つ

見れなかったし、料理も間違えて

出してしまいました」

 

DSK

「そっか・・・何が原因だった?」

 

Mさん

「オーダーに関しては、オーダーを

再確認せず持って行ってしまった」

 

「あとは、一つに集中すると他が

出来なくなるんです」

 

DSK

「なるほど」

ここでは、何も指摘はせずに

(大体ここで毎日みんなから指摘

されてるからね)

 

一旦置いておきました。

 

 

次に今働いてる上で

どう感じているかを聞きました

 

Mさん

「毎日悔しいです」

「みんなみたいにうまくできない」

「自分は向いていないと思います」

 

などなど、、ネガティブ発言の

オンパレード(*'▽')

 

けど、立ち向かっていけることを私は

知っていました。

 

次にどうなりたいかを聞きました

 

Mさん

「いずれは、お客様を案内する入口に

立ちたいです」

 

私の店は、テーブル担当制のため

空いてるテーブルにガンガンお客様を通すことは

出来ません。

一人5テーブルほどの担当を持つため

バランスを考え、お客様の配卓を

コントロールする必要があるのです

その司令塔が‘‘ホステス‘‘という

入口に立ちご案内を促すポジションがあります。

言わば、‘‘お店の顔‘‘です

選ばれた人しかできないポジション

 

それが彼女の夢でした。

 

 

 

なので。。。

 

DSK

「分かった。じゃあこれから毎回

シフトに入った日は、営業後に必ず

一緒に振り返りしよう!」

「夢叶えるぞーー!!

 

 

こう言うと、Mさんは嬉しそうに

Mさん「良いんですか?」

 

と言ってくれました。

 

 

正直内心では、こんなん言ったら

面倒くさいかな、、、

いや、バイトだし、、そこまでされても

ダルッ!(-。-)y-゜゜゜

 

とか思われるかなと思いました(;'∀')

まぁ、、言わないよりは良いかと思い

私も勇気は出しました、、一応ww

 

 

 

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振り返りスタート!!

 

こうして、Mさんとは毎回

シフトに入るたびに、営業後に

振り返りをする日々が始まりました。

 

まずは、彼女は根本原因は理解しているという

ところを指摘し、改善案を提案することから

始めました。

 

私のお店は、ハンディーではなく

オーダーは手書きでした。

 

これは、海外のお客様が多く

何かとオーダーを自分の好みに

カスタマイズしまくってくるからです(;'∀')

 

Mさんは、その書き方に大きな問題が

ありました。

 

何を書いてるかさっぱり分からん(;'∀')

お客様のオーダースピードに

追いつけず、テンパって

殴り書きになっていました。

 

ここから、丁寧な書き方やオーダーを

取る際のコツなどを教えました。

 

これ教えるのに2時間くらい(;'∀')

 

すると、段々とオーダー漏れや

オーダー間違いなどが無くなっていき

振り返りをするたびに

自分でもどんどん改善できるようになっていました。

 

ある時は、その日のオーダーの紙を

一日分捨てずにとっておき

私に見せに来て、改善を促してきたり

 

ある時は、間違えやすい所は

ペンの色を変え、分かりやすくしていたり

 

段々と自分のやり方を見つけられるよう

なっていました。

 

少しづつ、自信も付き楽しそうでしたw

 

 

その後も、営業後には必ず

振り返りをする。

 

私の手が空かず、忙しい時でも

私の作業が終わるまで待っていたり

 

終電に間に合わない時は

ラインで今日の報告をくれ

 

長くなりそうなときは電話で話す。

 

とにかく振り返りをしない日は

ありませんでした。

 

それでもやはりミスは起きます!

良いんです、人間誰しもミスはします

 

けど、同じミスを何度もするわけには

行きませんよね。

 

そこからMさんと始まったのが

その日の記録ノートです。

 

ミスしたことや、うまくいったこと

全てを毎日記録する

そして、一週間おきにそのノートを

私に見せるという振り返りに

切り替えました。

 

忙しい時はなかなか手が空かず

店での振り返りができない事もあったので

効率を図るための方法でもありました。

 

この方法は、自分でも振り返りを

することにも優れていて

出来るようになったことを確認する

ツールとしても使えました。

 

過去に書いた失敗も、今見てみると

出来るようになっていたり

前では思いつかなかった気づきも

簡単に把握することができるツールとなりました

 

でもこれ本人は相当大変だったと思います(;'∀')

でも本人は、書き続けていました。

 

 

半年が過ぎたころ、、、

なんと、彼女の姿を見た同い年の子達が

それを真似し始めたのです。

 

彼女にやり方を聞き

どのように書けばいいのか

どのように振り返りをすればいいのかの

ノウハウを教わっていました。

Mさんも嬉しそうに、全力で

教えていましたねww

 

素敵すぎて泣きそうになったのを覚えています

 

まぁ、、まさかその周りの子達も

私に見せに来るとは

思いもしませんでしたが(;'∀')

なんか生徒増えたなおい(;´Д`)

 

と思いましたが、それも良し!

やる気ある子が沢山いるのは

良いことですからね(^^)/

 

だんだんMさんもミスはなくなり

いつからか先輩達からも頼られる

頼もしいスタッフになっていきました。

そして後輩もでき、次は自分が

教える番になり、私とやっていたことを

後輩とも出来るようになっていました。

 

 

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それから半年後・・・

Mさんの頑張りが認められ

ついに、夢だった‘‘ホステス‘‘

のポジションを獲得しました!!!

 

もうね、この瞬間は本当に涙涙ですよww

決まった時は彼女も大泣きで

互いに固い握手をしました(;_;)

 

私も店長にここまでやったことを

称賛されました。

 

Mさんがいたお陰で私の成功体験になりました。

 

 

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ここでの学び・・・

 

まさに寄り添うことの大切さ

このただ一つに尽きます。

 

寄り添い方はそれぞれやり方はあると

思いますが。

どこまで寄り添えるかが大事です。

どれだけそこに熱を注げるか、、、

やり方は間違っていてもいいんです

何が正解かはわかりません。

それでも寄り添い続けることが

何より大事だと思っています。

 

やり続ければ周りも付いてきます。

 

それをMさんが証明してくれました

 

彼女に感謝です。

 

 

 

dsk-kiyasume-deiriguchi.hatenablog.com

 

 

成功体験は以上です(^^)/

 

今日より明日を、より楽しくしていきましう!